動物病院にて

野村獣医科にて

基礎知識

動物病院へ行く支度(準備編)フェレットの移動用キャリーはこうしてあげると良い感じ

今日のお話しは必ずしも「こうして下さい」という類のものではありません。

時々、受けるご相談に「そういう時にはこうしてみたら良いですよ」と、アドバイスさせてもらってきている事を一度きちんとまとめようかなと思っていたので、思いついた順に書いていこうと思います。

「動物病院へ行く」という状況は切羽詰まった緊急の場合もあれば、健康診断、予防接種、色々な状況があります。

なので、今日のこのお話しは、なんとなく、皆さんの最低限のチェックみたいな感じで活用して頂けたら良いなと思います。

書き漏れなどがあるかもしれませんので、お気づきの点がございましたら、コメントでお知らせ頂けると幸いです。

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動物病院は「病院」です、具合が悪い子達がいる場所へ行くのだと心得ておいて下さい

時々、ものすごく強い人工的な香りを待合室中に漂わせていたり、エレベーターに残しておられる方がいる事があるのですが、それは「病院へ行く」にはマナー違反過ぎです。

もちろん、そういう「社交的な場所へ遊びに行く支度をしていたら、我が子が急に病院へいかなければならない状態になった」等の致し方の無い事情もあるかとは思いますが、今まで見てきた限りでは、そういう感じでは無さそうな方の方が多かったです。

(健康な状態の)我が子が健康診断を受けに行くその場所には、「病気やケガの治療に来ている子達がいる」という事を忘れないで下さいね。

抱っこ通院は止めよう!キャリーバッグで安全に安心を!

フェレットをブラブラ小脇に抱えて通院されている方を見かけますが、それってどうなのかなって思います。

見知らぬ場所でもそんなに物怖じしないのがこの子達の長所ではありますが、そこには初めて会う動物たちもいます。

色んな子達の匂いもします。

怖がる様子は無かったとしても、好奇心から興奮しちゃったりします。

持ち運びができるキャリーに入れない大きなワンちゃんとは違い、フェレットは用意さえしておいてあげれば「自分のお部屋で安心して落ち着いて順番を待っていられる」のですから、必ずその準備をしてあげて下さい。

通院に適したキャリーバッグとは?

ソフトキャリー(布製のバッグ)は私も普段から愛用しています。

ソフトキャリーでお出かけフェレット

が、それは数分の移動の時だけです。

フェレットの排泄事情を考えると、ソフトキャリーは(待ち時間が読めない)通院向きではないと私は思います。

実際、いざ診察の時に「あー、ウンチしちゃってたんだー」って体中がウンチまみれになってしまっていたという子のお話しを何度か聞いた事がありますし、出来れば、移動中や待ち時間でも、落ち着いてトイレができるように、トイレを設置したハードキャリーで連れて行ってあげて欲しいかなって思うので、ちょっと参考までに

我が家の例

こんな風にトイレパンとキャリーをマジックテープで留めています。

フェレットキャリバッグのトイレの工夫

だからと言って、ここでしてくれているばかりでは無いし、目的地についた頃にはグッチャグッチャになってる事の方が多いですけどね。

トイレがぐちゃぐちゃフェレット

良いんです、良いんです。

例え、反対側の角にしていようとも、この隙間にしていようとも、「トイレはここにあるからね、いつでもウンチして良いよ」って、用意をしてあげているだけでも、気分的に違うかなって私は思っているから良いのです。

あと、これから購入されるのでしたら、上部が開くタイプのものをオススメします。

フェレットではあんまり無いようには思いますが、萎縮してキャリーの奥から出てくるのを嫌がる子がいます(猫ちゃんではとても多いです)。

無理に出そうと手を突っ込んで引っかかれたり噛みつかれたりしては飼い主さんも大変ですし、何より、本人のストレスになってしまいますからね。

こんな風に上からパカっとスムーズに抱っこで出してあげられると良いかなって思います。

上部開閉式のキャリーバッグ

待っている間のコミュニケーションも、わざわざキャリーを持ちあげて中を覗き込まなくても良いので、迷ったら、是非、このタイプのキャリーがオススメです。

注意点

上部開閉式のキャリーでは、ニョロの出し入れはここでするからなのか、こういう状態をよく見かけます。

気を付けてあげて下さいね。

持ち物

「待ち時間に退屈しないように」は分かるのですが、音の鳴るオモチャは控えましょう。

何度もになりますが、具合が悪い子達がいる場所ですからね。

オモチャで気を紛らわせてあげようという考え方よりは、キャリーにカバーをかける(大きなタオルでも良いです)などして、少し(眠っていてもらうくらいの気持ちで)ゆっくりさせてあげようというほうが病院での過ごし方としては良いかと思います。

あと、病院に限らず、自分の子の排泄物は飼い主さんが持ち帰って処分するのが基本です。

マナー袋換えのペットシーツ等は少し余分に持参しておくと安心かなって思います。

フードに関しては、(数時間おきの給餌が必要な子は別として)そんなに神経質に準備が必要とまでは私は思っていません。

ただ、「お水」は用意しておいてあげた方が良いかなって思います。

移動中(歩いている時)にまで付けておく必要はありませんので、外してカバンに入れて(大概の給水ボトルは一般のペットボトルの蓋が使えます)、待合室などの落ち着ける場所に着いたらキャリーにセットしてあげて下さい。

動物病院の待合室にて

※これはお水ボトルの設置前で、下に見えているフードディッシュはボトルからポタポタ垂れるお水受けとして設置しています。

また、その子の状態を記録したメモや先生に見てもらうために用意したウンチ等(多少の砂がついていても大丈夫ですからヒョイと摘まんで、シート派ならシートごとジップロックに入れていくと良いですよ)があれば、それらも忘れずに持って行きましょう。

まとめ

再三になりますが、動物病院は病院です。

我が子の緊急時ではそこまで準備万端に出来ない事もあるかとは思いますので、余裕がある時から準備だけはしておいたら安心かなって思います。

また、我が子が健康な状態であったとしても、そこは、病気やケガでナーバスになっている子たちがいる場所ですから、最低限の気遣いだけは忘れないようにしてあげて下さい。

そして、もしも万が一、キャリー以外の場所でトイレをしてしまった時には、自分で片付けるのはもちろんですが、病院によって(そこにいる子達の状態なども含め)は、徹底した消毒が必要となる場合がありますので、必ず、スタッフさんにその旨すぐに伝えて下さいね。

オマケ~キャリーにまつわる色々話~

参考までに
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