フェレット飼育ノート

いたちのおうちの覚書

フェレットのこと

フェレット

基礎知識

2019/12/2

フェレットを保護したら【そのまま飼える(預かれる)としてもトラブル回避『まず』すべきこと】迷子か遺棄か分からないから

街中にポツンとフェレットがいたとします。 その子は100%、誰かの所有物(ペット)です。 例えばそれが街中ではなく、山の中や公園など自然が豊かな場所だったとしましょう。 それでも、その子が誰かの所有物(ペット)であるという事は実は変わらないのです。 それが「フェレット」なのです。 日本に「野生のフェレット」はいません。 野良フェレットもいません。 その子には必ず「飼い主」がいるのです。 もし例外があるのだとしたら、それは… 飼っていたペットを捨てるなどという完全なる犯罪行為の、その子が被害者であるという場 ...

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供血に協力したフェレット

基礎知識

2019/7/5

フェレットの輸血【供血に協力】何をする?条件は?犬・猫の場合を参考にしてはいけない理由

SNSがこんなに普及する前、しかもそれはほんの…たったの数年前まで、フェレットが輸血を必要とする状態になった時、頼れるのは(今とは比べものにならないほど)小さな小さな限られたコミュニティ内で得られる僅かな情報だけでした。 「フェレット 輸血」で検索をかけて今日(2019年現在)一発目に出てきたヤフー知恵袋にはこう書いてあります。 Q. 飼っているフェレットの体調が悪く病院に連れて行きました。 医師の説明の中の選択肢に手術があり、うちのフェレットが貧血気味であることから、輸血を行ってから手術という方法もある ...

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基礎知識

2019/3/8

勝手な断薬は悪化を招く!反跳作用リバウンド現象とは?フェレットの投薬をやめるタイミング

「症状の改善が見られないから」 「投薬の継続による副作用が心配だから」 等々の理由で「薬をやめたいんだけど」というご相談を受ける事があります。 A.  それは病院の先生に相談する事です。 本当にこれしかお答えする事は無いのですが、よくよく聞いていると 「毎日数時間おきの投薬が大変だから」 「通院が困難だから」 『飲ませなくても死んでしまうわけじゃないなら止めても良いんじゃないかと思って』みたいなお気持ちが少し見えてくる事があります。 そういう方は、飲ませなくても大丈夫だよって言ってくれる人に出会うまで同じ ...

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基礎知識

2019/6/29

フェレット【実際の写真で比較】ハクビシン・野生のイタチ・ミンク・テンが見分けられないのは普通

日本の自然に「野生のフェレット」という生き物はいません。 ペットのフェレットはそのほとんどが(すでにペットショップへ来る前に)不妊手術済であるため、飼い主が知らない間に繁殖するという事もありません。 野生にはおらず、きちんとした管理の元でしか繁殖もされていないのが日本のフェレット事情ですから、本来であれば「野良」というカテゴリーさえ無いはずなのです。 多分、この子達がいきなり街中や自然に放り出されたら、全く人の手が無い状態で何ヶ月も何年もだなんて、そんなに長くは生きていけません。 食べ物が無いこと、誤飲・ ...

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基礎知識

2018/8/21

フェレットの鳴き声【動画で解説】こんな時はどんな気持ち?あの仕草の意味は?

「ある決まった種の動物が、何かをする時に決まった行動をとる」 それをきちんと解釈したうえで、その仕草をペットがだすサインとして正しく読み取ってあげられると、「その子の気持ち」が少し分かるようになるので、飼い主として嬉しいです。 例えば 犬が尻尾を振っている時は嬉しい時です 猫が全身の毛を逆立て背中を大きく弓なりに丸め低いうなり声を出すのは威嚇している時です もはや常識ともいえる、ワンちゃんやニャンコス達のこういう「ペットが発してるサイン」 フェレットにもちゃんとありますので、今日はその一例をご紹介させて頂 ...

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病気について

インスリノーマのフェレット

病気

2019/6/19

治療法がない?フェレットのインスリ(インスリノーマ)ってどんな病気?低血糖症ってなに?

シニア期(4才以上)に入ると一気にその患畜数が増えると言われる「インスリ(インスリノーマ)」とは、別名「膵島(すいとう)細胞腫」と呼ばれる、フェレットの三大疾病の一つです。 その名の通り 膵臓の中に島みたいな状態で散在している「ランゲルハンス島β細胞」というインスリンを分泌する組織に腫瘍ができる病気です 膵臓は胃と十二指腸の間にある臓器(図⑩)で、膵液という消化酵素を十二指腸に分泌したり、ホルモンを分泌する働きがあります インスリンとは膵臓で分泌されるホルモンの1つで、血液中の糖質を体内に取り込んだり、グ ...

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病気

2019/4/10

フェレットの予防接種【犬ジステンパーウィルス感染症】ワクチンに対する偏見と誤解

この子達をペットホテルに預けよう、または、フェレット同伴のイベントに参加しようなんて思った事がある方には毎度おなじみの 「ジステンパーのワクチン接種証明書云々カンヌン」 あれ?うちのはどこにしまったっけ?なんて今慌てて探している方もおられるんじゃないかとは思いますが、今日はこのジステンパーワクチンについてのお話しです。 証明書はスマホで撮影しておくと良いですよ ワクチン・予防接種の仕組みが分かっていない飼い主さんは、何だかとんちんかんな心配を、しなくて良い場所でされていたりします。 それだけなら別に構わな ...

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病気

2019/7/2

フェレットが吐いた!嘔吐の原因(胃炎・胃潰瘍・中毒・消化管内異物・他)とは?

毛玉を上手に吐き出せる猫ちゃんとは違い、フェレットの体にそういう機能は備わっていません。 この子達が「吐く」というのは、そういう体の仕組みなのではなく、体内で何らかの異常が起きている事を表しています。 「うちの子が吐いてしまった。どうしたら良いですか?」とお電話を頂く事などもありますが、たいがい、そういう時の飼い主さんは大慌てしています。 良いですか?まずは落ち着いて! 「フェレットが吐くというのはよっぽどの時だ」 「嘔吐という行為は体にものすごく負担をかける(体力を消耗させてしまう)」 等の知識が先行し ...

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病気

2019/5/31

フェレット誤飲・誤食【消化管内異物について】応急処置でやってはいけない事

フェレットの事故で一番多く、また、その原因がそっこら中にあるのが「フェレットの誤飲・誤食による消化管内異物」です。 これは読んでそのまま、食べ物では無い物を誤って食べて(飲み込んで)しまい、それが消化管内にある状態から、その異物のせいで「何らかの異常が起きてる状況」を「消化管内異物」と言います。 その状態になってしまったら、点滴や某かの処置ででも自然に(便として)排泄されなければ、開腹手術でしか助けてあげる方法はありません。 だからと言って、勝手な判断で整腸剤や下剤を飲ませるなど言語道断。 そして、一言で ...

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病気

2018/6/11

フェレット【耳ダニについて総まとめ】内耳炎から斜頸・外耳炎・耳血腫・その他

「耳ダニ」「ミミヒゼンダニ」 フェレットの飼育経験者でこの言葉を知らない人はいません。 必ず一度は耳にした事があるかと思います。 そして、それは 「耳ダニくらい」という言葉で表現される事が多いです。 確かに「耳ダニに感染するくらい」の事であれば、その表現程度の事です。 感染力が強く、割と多く症例が見られるわりに、治療も容易なため、「耳ダニを怖がっていたら、どこにも遊びに行けないわ」という意味での「耳ダニくらい」です。 だから、そういう発言をされる方は、だいたい皆さんがフェレットに慣れた経験者で、その対処法 ...

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しつけについて

しつけ

2018/4/24

フェレットは本当に名前を覚えるの?呼んでも来ないんですけど…の理由

まずはじめに… フェレットは時々、「犬のようになつく」と紹介される事がある生き物ではありますが、だからと言って、 「犬のように(名前を呼べばいつでも確実にシッポを振って駆け付けてくれる)」 みたいに勝手な()を付け足さないで下さいね。 そもそも「犬のようになつく」の定義ってなんですか? ドッグトレーナーの資格を持っている私から言わせて頂きますと、「人間の号令に従わせること」と「人になつく」は全く別のお話しです。 そして、ワンちゃんだって、皆がみんな、呼べば必ず飼い主の元へ駆け寄ってくるばかりでは無いって事 ...

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しつけ

2018/10/31

フェレット「トイレ失敗」の原因としつけ方についての考え方

まずはじめに 「100%完璧に、決めたトイレ以外では排泄しないフェレット」なんていないという事だけはお伝えしておきます。 ただ、 この子達はトイレの場所を覚えます。 トイレの場所を自分で決めたりも出来るお利口さんです。 この子達が決めたその場所が人間が決めたトイレの場所と一致していないという事はよくあります。 その場合は人間側が「そうだね!そこをトイレにしようね!」って、折れた方が早いです。 また、決めているはずの場所以外でウンチをする事もあります。 それは、「そういう事もある」ってサッサと片付ければ良い ...

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しつけ

2019/6/24

フェレット【革手袋の正しい使い方】噛み癖のしつけ方について

まずはじめに 「絶対に噛まないフェレットなんていない」 という事だけは、知っておいて下さい。 この子達に「噛んだらいけない」と教える事は出来ます。 この子達は「噛んだらダメなんだ」という事は覚えます。 でも、噛みます。 だからそれは、飼い主側が「噛む」という事についてのハードルを下げる事でしか解決しない事だと心得ておいて下さい。 この子達と一緒に楽しく暮らしていくためには、甘噛みのハードルを下げるか、マジ噛みでも許してあげるか、いずれにしても人間側が「噛まれることを前提にして」お迎えしなければいけないとい ...

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