フェレット飼育ノート

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しつけ

フェレットは本当に名前を覚えるの?呼んでも来ないんですけど…の理由

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まずはじめに…

フェレットは時々、「犬のようになつく」と紹介される事がある生き物ではありますが、だからと言って、

「犬のように(名前を呼べばいつでも確実にシッポを振って駆け付けてくれる)」

みたいに勝手な()を付け足さないで下さいね。

そもそも「犬のようになつく」の定義ってなんですか?

ドッグトレーナーの資格を持っている私から言わせて頂きますと、「人間の号令に従わせること」と「人になつく」は全く別のお話しです。

そして、ワンちゃんだって、皆がみんな、呼べば必ず飼い主の元へ駆け寄ってくるばかりでは無いって事を知っておいて下さい。

どのワンちゃんでも100%そういう状態なら、「#迷子犬」なんてハッシュタグが毎日こんなに溢れているはずが無いのですよ。

そういう事を少し冷静に頭に入れて頂いたうえで、ガツンと言っておきたい事があります。

  1. フェレットというのは、とてもとても賢い生き物だという事。
  2. だから、自分の名前はわりとすぐに覚えてくれるであろうという事。
  3. そして、「自分が呼ばれている」という事はすぐに理解してくれるという事。

だからといって、

それに応じるかどうかは、その子の「気分」と「状況」次第だって事!!

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フェレットの呼び方

ある時期、あるファームから、結構な数の「耳が聞こえないフェレット」が輸入されていた事があります。

もちろんそれについては、そのままという事では無いはずではありますが、2018年の今日現在でも、耳が聞こえない子のお話しは珍しい事ではありませんので、

この子達は先天的にそういう症状が出やすい生体種なのだと思います。

ただ、深くその子を知ろうとしなければ、ほぼ気が付きません。

一緒に暮らしてみてはじめて分かる場合が多いです。

いくら肉食獣とはいえ、野生化では捕食される側でもあったこの子達は、空気の流れや地面の振動などにとても敏感です。

だから、耳が聞こえていない子でも、ちょっとした工夫と教え方で「呼ばれていることは分かる」ようになります。

だからと言って、さっきも言った事ですが、

それが分かったからといって

こっちへ来るとは限りません

それは、耳が聞こえている子もいない子も全く関係無んです。

フェレットというのは「そういう生き物なんだ」と知っておいて下さいね。

「飼い主のソバへ行ったら良いことがある」って教えよう

「どれくらいで名前を覚えるようになりますか?」ってお問合せがあったりもするのですが、それについては「その子次第」というよりも、「あなたの教え方次第」だと思います。

これは「私の場合」でしかありませんが、「名前を教え込む」なんて事は一度もした事はありません。

ただ、「名前を呼ぶ」だけです。

何をするにも「えるちゃん♡」「しゃしゅけ♡」「わさびぃ♡」って、もうずーっと、どんな時でも名前を呼んでから何かをします。

私は毎日そのほとんどをこの子達と一緒に過ごしているって生活なので、その回数はめちゃくちゃ多いです。

この子達が「眠っている間にご飯を補充しておいてあげる」なんて事はしません。

この子達が起きてから、

「さすけ、おいで!美味しいご飯をたくさん入れてあげるよぉ」とか、

「良いウンチ教えてくれてありがとー!えるちゃん偉い!!」とか、もう本当にイチイチそうやって、名前を言います。

だからなんだと思いますが、結構すぐです。

「この子はもう自分の名前を覚えてくれているんだな」って、私が思えるような行動を見せてくれるようになるまで、そんなに時間はかかりません。

お分かり頂けますか?

「人間側がそう思う」というだけで、本当に覚えているかの話しでは無いのです。

これは、私がアニマルコミュニケーションを勉強しているからという事も過分に関係しているのだとは思いますが、一般的に考えても、動物と対峙する時はまずは、飼い主側がその子を「信じてあげる」のが先だと思うんです。

「こうだからこう」という確かな目安みたいな物があれば、それが一番、分かりやすいかとは思いますが、「絆」というのはそういう物があるばかりではありません。

だから、まずは「信じてみる」事から始めてあげて下さいね。

教え方(しつけの基本)

最初の第一段階としては、「こちら」に関心を持ってもらう事から始めましょう。

その時はこの子達の気を引きやすいピコピコ鳴るオモチャや、口笛、なんかが効果的です。

耳が聞こえない子や、周りが騒がしい環境のお家などでは、床をトントンと軽く叩くのもお勧めです。

その場合は、単調なもの(よくあるリズム)では無く、「呼ばれている合図」と分かりやすいリズムにしておくと良いですよ。

次に、

目が合ったら「名前」を呼びます。

名前を呼びながら、大好きなオモチャやオヤツを見せてあげて下さい。

「○○!おいで!」

名前の後に続く「言葉(号令)は短く」がシツケの基本です。

「○○ちょっと聞いてぇ、昨日行ったペットショップで店員さんに勧められたこれね、前からネットでも評判良かったから○○にも食べさせてあげたいなぁっと思ってママ買ってきたからこっちへおいで」では、

この子達は呼ばれているのか、飼い主さんが一人でブツブツ言ってるだけなのか、区別が付けられません。

普段の生活…あなたとその子の生活を楽しむ状況であれば別にそれで構いませんよ。

飼い主さんったら、また一人で何か言ってる、スン♪って、それはそれで可愛い日常ですからね。

ただ、「教える」「しつける」という事であれば、簡潔にそれを伝えてあげるようにして下さい。

…っていうか、それが「しつけの基本」です。

「ご褒美」が絶対

呼ばれている事が分かったうえでの行動なのか、

単純に興味を持ってくれただけなのか、

なんとなくそうしただけなのか、

最初はそんな事は分からなくて大丈夫です。

とにかく、

あなたが「呼んだ」
その子が「来てくれた」

この1セットが成立した時は必ず「ご褒美」をあげて下さい。

これは何も「オヤツをあげて」と言っているわけではありません。

もちろん、そういう物(分かりやすいご褒美)で覚えてもらうようりは、少し時間がかかるかもしれませんが、「来てくれて嬉しい」って伝えるだけでも十分にシツケとしての効果はあるのですよ。

ひっくり返してわしゃわしゃして遊んであげるとか、この子達が喜ぶ事をしてあげてるだけでも、それは「ご褒美」として十分に効果がありますからね!

頭が良くて、感情豊か、私たちの事をよく見ている優しくて可愛いこの子達ですから、

「呼ばれて行ったら嬉しい事がある♪」って、理解してくれるまでには、そんなに時間はかかりません。

ダメな例

うっかりやりがちな事の代表的な「ダメなシツケ方」は

「名前を呼びながら叱る」です。

これは、幼児教育などでも言われている事ですが、「名前を呼びながら叱られた子は自己評価がすごく低い大人になる」そうです。

その話は長くなるので、ここではしませんが、

とにかく、

「○○!」って呼びつけておいて、ダラダラ説教するのは止めて下さいね。

自己評価が低くなるとかそんな事より何よりも、「呼ばれて行っても良い事ない(楽しくない)」って、この子達に思われてしまったら、次からは来てくれないのが当たり前の事ですからね。

叱る時にウッカリ名前を呼んでしまったら、全力で誤魔化すくらいの気持ちでいて下さいね。

「シツケ」というのは「1個ずつ」が基本です。

「呼んだら来る子にする」ためにそうしている時くらいは、それに「あなたが」集中して下さいね。

まとめ

そんなこんなで、私は「呼ばれている事が分かる子」にするのが得意です(自称)

普段、家で何でも無い時には隣の部屋から呼んでも走って来てくれます。

だけど、今日のアイキャッチ画像のような時は「どうかな」って感じです。

私に呼ばれて行くよりも、遊んでいた方が楽しいと判断したら、この子達は遊んでいると思います。

この子達は「無視する」とか、ありますからね。

それが「フェレットという生き物」なのですよ。

そんなところも、本当に可愛いのです。

 

そんな話のあれこれは

フェレットの呼び方・呼んだら来る子にする方法

 

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